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No.6485 Thu Jun 21 22:09:29 JST 2007 |
Name : inoue_k |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | アナグリフの改良について皆さんが活発にいろいろ試行錯誤されている様子を知り、心強く思いました。一方、PCでのアナグリフ合成処理による改良に関することが多いようにもお見受けしました。
色再現性からは、メガネサイドと補色合成処理をペアにした対応が理想だと思います。メガネサイドの改良として、赤(左)に+0.5ジオプター程度のレンズをいれ、赤の網膜への結像をよりシャープにしたり(後で老眼鏡で試して見ます)、シアン側に赤成分を数%入れるなどの試みがあり、米国では特許もいろいろ出ているようです。どなたか、このアプローチのご経験、知見があれば紹介いただければと思います。StereoEyeの新製品プラスティックメガネはひょっとしてそうなっているのでしょうか?
普及しているメガネにコンテンツを(色再現性を少し犠牲にして)合わせるのがアナグリフ再ブームに寄与するのか、CC3Dなど新規フィルター組み合わせの提案が受け入れられことになるのか、他のステレオフォーマットが卓越し、補色法は印刷分野に限定されてゆくのか?皆さんはどう予測されますか? 米国特許に、水泳用メガネをアナグリフにし、プールの中で立体視する応用に関するものがあります。これは少し・・ですが、ニーズサイドの発想、展開が決めることであることは間違いなくいえますね。
inoue_k |
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No.6484 Thu Jun 21 15:33:44 JST 2007 |
Name : satoshi- |
URL : |
Subject : 余色を用いる立体視 |
 | 立体写真の身かた撮り方作り方という昔の本には書いてあり、ここでアナグリフ効果とも呼ばれています。しかし余色立体視の方法では眼が疲れるとか、これは多くの方の感想、実感でした。トヤマエキスポではこれの映画を見たことがあります。 |
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No.6483 Thu Jun 21 11:36:15 JST 2007 |
Name : 関谷 |
URL : |
Subject : RE:アナグリフの原点 |
 | 僕はモノクロ絶対主義者じゃないけれど、たまに見るモノクロの世界には魅了されることがありますね。 まあ、これはカラーの存在があってのことなのでしょうが。 画面が単色で構成されることに、パワーを感じたり、安らぎを感じたりもしますね。
アナグリフも、無理にカラーアナグリフにするより、グレーアナグリフのほうが しびれることが結構あります。
セピア・・・これは邪道か↓ |
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No.6482 Thu Jun 21 10:58:43 JST 2007 |
Name : おっと |
URL : |
Subject : RE:アナグリフの原点 |
 | 特に写真の場合、アナグリフは白黒が好きですね。 白黒になるだけでも現実を再現しようという方向では無く、違った世界をめざしているような方向性を感じるからかもしれません。 今もっともシンプルなアナグリフを作っていますが、シンプルさは力強く、平面が立体になる驚きを表現してくれるように感じます。 しかしながら色転がしテクニックには感心します。すごいなー。
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No.6481 Thu Jun 21 10:01:01 JST 2007 |
Name : ima0G |
URL : |
Subject : アナグリフの原点 |
 | >もっとシンプルなグレーアナグリフでも、画像しだいで十分に表現力はあると思います。
そうですね。 アナグリフはもともとモノクロである。というのが 最近解りにくくなっていますね。 カラーアナグリフは付け焼き刃ですから欠点だらけです。
例えば普通の写真でもカラーが当たり前になっても モノクロ写真の魅力ってありますよね。 暗室さえあれば自分で現像して焼き付けて、 トリミングしたりでっかくプリントしたり、 現像液に浸しててここだ!という時に上げて。
そうゆう、原理に直接触れる手軽さと奥深さがアナグリフにもありますね。
だいたいモノクロ写真に表現力がないなんて、誰も思わないですよね。 むしろカラーよりリアルで鮮明でインパクトがある。 どこの文化祭でも写真部の展示観るとすごいなと感心しますよね。
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No.6480 Thu Jun 21 09:18:24 JST 2007 |
Name : 関谷 |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | >考えれば考えるほどColorCode3Dはよく練られた発明じゃないか >と感じます。日本ではあまり人気がないようですが、考案者は >良い仕事をしていると絶賛してあげたい気分です。
う〜ん、残念ながら海外でもそれほど普及していません。 メガネが普及していない。メガネが高価。特許でしばっているため自由に使えない・・・ などが原因だと思います。
カラーコード3Dは、赤と青の再現性があがるので、 ウルトラマンやドラエモンにはいいかもって感じですが・・・ もっとシンプルなグレーアナグリフでも、画像しだいで十分に表現力はあると思います。 |
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No.6479 Thu Jun 21 08:47:38 JST 2007 |
Name : ima0G |
URL : |
Subject : 補足 |
 | 光と色の関係は真逆だということを前に書きました。 この意味が解りますか? もう少し勉強されてから書いてくださらないと、 皆さんが混乱しますので、よろしくお願いします。 |
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No.6478 Thu Jun 21 08:34:41 JST 2007 |
Name : ima0G |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | 笹研さん。あなたの認識は完全に間違っています。 人間は青が結構好きなのですよ。^^) 私は青空を嫌いだなんて人に出会ったことがありません。 |
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No.6477 Thu Jun 21 01:17:10 JST 2007 |
Name : 笹研 |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | ColorCode3Dの正体について私の推測を書いてみますので、ご批判などいただければ幸いです。
彼らはColorCode3Dはアナグリフではないと言っています。色分けした像を色眼鏡で見るという手段(ハード)はアナグリフそのものなのですから、そうでないという根拠は基本的な考え方や画像の作り方(ソフト)が違うというということなのでしょう。
まず色の選択です。Wikipediaで色覚異常を調べたところ、青錐体がない第3色覚異常は正常色覚とあまり変わらないのだそうです。元々正常者でも青錐体の数は少なく、人は赤(錐体)と緑(錐体)で主に見て、青(錐体)は補助的にしか使わないのだそうです。 これは私の認識なのですが、アナグリフでは左右の像の関係は対等で、両方が合わさって立体像を作るためには、左右ともはっきり見える必要があると考えていました。ならばカラーアナグリフでは、よく見える赤と緑を左右の目に割り振るのがよいはずで、その代表例が赤−シアンのアナグリフです。
これに対してColorCode3Dでは赤と緑を左に、青を右に割り振ります。左に主な二色を割り当て、右に補助の青を割り当てるのですから、アナグリフとは考え方が違うと感じます。つまり両目の像を対等に扱わなくても良いと考えている訳です。 緑内障は視野の欠ける病気ですが、一方の目の視野が欠けても他方で補ってしまうため気付きにくいと言われています。ならば両目にしっかり見えていなくても良いと考えるのももっともです。
ColorCode3Dでは(たぶん)右画像の青に15%ずつ赤と緑の輝度情報を混ぜて立体視を助ける訳ですが、上記のように青はあまりよく見えず、補助的にしか使っていないので、これに手を加えても以外に気が付かない訳です。同じことを赤−シアンの組み合わせでやると赤をいじることになりますが、赤はよく見える主な色なので、ちょっといじっただけでも気が付いてしまうわけです。恐らくこのためにも黄色−青でなければならなかったのでしょう。
単に右画像の青に15%ずつ赤と緑を混ぜることでも立体視を助ける効果はあるでしょうが、それだけでは十分で無いかも知れません。また元の青画像は70%に減ってしまった訳ですから、そのままではコントラストが落ちてしまいます。度々ですが青はあまりよく見えないのですから、ディテールまで表示する必要はありません。立体視に役立つのはせいぜいエッジの情報だけでしょう。ならば元の右画像をハイライト部やシャドー部がつぶれることを気にせずにコントラストを高めておいてから合成すれば、上記の不足分をある程度補えるのではないでしょうか。もしこれをやっていれば、「裸眼で見たときコントラストが高い写真に見える」のも合点がゆきます。
もちろん以上は推測にすぎませんが、考えれば考えるほどColorCode3Dはよく練られた発明じゃないかと感じます。日本ではあまり人気がないようですが、考案者は良い仕事をしていると絶賛してあげたい気分です。
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No.6476 Wed Jun 20 22:52:08 JST 2007 |
Name : でじまる |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | 私もアナグリフ加工する前に色をずらしますね。私の場合、赤は彩度を落として明度を少し 触るくらいで、横には滅多にずらしませんが、シアン系は少しずらしてます。 アクションでやってて細かいとこは忘れていたので、久しぶりにアクションの中身を 覗いてみたら、特定色域の選択でシアン系のシアンを減らしてブラックを増やしてました。 ブルー系のシアンも僅かに減らしています。結果としてシアン系が微妙にマゼンタに寄る感じです。 なぜ、シアン系のブラックを増やしてるかというと・・忘れました(笑)。 白地に淡いシアン系があると見にくいのでコントラストを上げようとしたのかな。 |
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No.6475 Tue Jun 19 23:55:10 JST 2007 |
Name : 笹研 |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | >しかしそれは言うまでもないことで、みんなやってますよ笹研さん。^^) >私の場合、青や黄や緑もじゃっかんコロコロさせます(笑)
なるほどすでに良くやられているのですね。知らなかったとはお恥ずかしい限りです。
ということはCC3Dの秘密はもっと深いところにあるのかもしれませんね。「裸眼で見たとき通常よりコントラストが高い」という理由が説明できないんで、まだ何かありそうだとは思っていました。なにしろGalleryの作品は見やすいです。 |
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No.6474 Tue Jun 19 22:44:47 JST 2007 |
Name : 関谷 |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | 青空に赤い気球ですかぁ〜 アナグリフには厳しいシチュエーションですな〜 私はカラーコードのメガネ持ってないので評価できませんが、普通のアナグリフは もうすこし見やすくできます。
アナグリフ合成前に、赤色を黄色にころがし、彩度を下げるだけで結構見られるようになります。 私の場合、青や黄や緑もじゃっかんコロコロさせます(笑) まあ、数式は苦手なので、見た目あわせなんですけどね。 |
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No.6473 Tue Jun 19 22:13:14 JST 2007 |
Name : inoue_k |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | ima0Gさん 乗算のパラメータは不透明度で設定するのですね。詳細手順のご教示感謝いたします。それにしても、ima0Gさんのイラストレーションには、どんなものにもセンスを感じますね。
青空に赤い熱気球について、初めての2D-3D変換の真似事もかねて、以下を習作しました。左からAnaglyph、オリジナル2D、CC3Dの順です。 inoue_k |
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No.6472 Tue Jun 19 15:12:43 JST 2007 |
Name : ima0G |
URL : |
Subject : チャンネルチェンジ比率配合 |
 | Toolをデフォルトの描画色:黒、背景色:白にします。 ステレオウインドを調節した左右の画像を用意。 Leftの画像の上にRight画像をレイヤーで重ね乗算70%にします。 このレイヤーを複製「Right_GtoB」と名前を付け透明度15%にします。 さらにこのレイヤーを複製し名前を「Right_RtoB」とします。 ---------------以上がA レイヤー「Right_GtoB」を選択しチャンネルタブをクリック。 G(グリーン)チャンネルを選択し、Comand+A、Comand+X。 B(ブルー)チャンネルでComand+V。 「Right_RtoB」レイヤーも同様にRチャンネルをBチャンネルにコピーします。 ---------------以上がB 要らないチャンネルを白にします。 1.レイヤー「Left」 BチャンネルでComand+X。 2.レイヤー「Right」 Rチャンネルを選択し、Shiftを押しながらGチャンネルを同時に選択しComand+X。 3.4.のレイヤー「Right_GtoB」「Right_RtoB」も同様に Rチャンネル+Gチャンネル選択Comand+X。 ---------------以上すべての作業は全選択状態です。 After Effectsなんかでもこの状態で場面によって乗算してるレイヤーの%を動的に変化させていけば 全編とうしてよりよい右目画像のままいけると思います。
もちろん笹研さんの驚愕の大発明!ではありませんが、普通のアナグリフも RとB左右を読み替えれば同じです。 しかしそれは言うまでもないことで、みんなやってますよ笹研さん。^^) 特に関谷さんやでじまるさんさんのアナグリフでの赤の処理はみごとですので、 参考にされるとよろしいかと思います。 |
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No.6471 Tue Jun 19 10:27:24 JST 2007 |
Name : inoue_k |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | 皆さんに追いつけてないようですが、以下をコメントをいたします。
CC3D特許はB/Y(Amber)に限定してなく、R/C系、G/M系もカバーしています。私は理解しようとする気にもなれませんが、複数のフィルタ画像の透過スペクトルから計算される1931CIE tristimulus colour matching functionsのy-valueの比(三種類ある)がある条件に納まるようフィルタ対を選定することがポイントのようです。
笹研さんのは興味ある試みですが、合成処理に対応したフィルタ対で無いと真価は評価できないように思います。R/CアナグリフをCC3Dメガネで見てもある程度の立体感はでます。(色はむちゃくちゃですが)適応性に優れている、悪く言えば騙されやすいヒトの脳にとって見易さとは何かを考えさせられますね。
ima0Gさんの宿題には、補色立体視の限界を目の当たりにし、赤い服がよく似合う北欧美人のCC3Dちゃんが参りましたとしょげておりました。なにか良いところも見つけて!とも言っておりましたので、よろしく考えてあげてくださいね。実写では、そのような背景との組み合わせは少ないとは思いますが、不可避ですが、CGならば避けることが出来るのは逆にメリットですね。
Photoshopでchanel間の加重平均をどうするかよく判らなかったので使い慣れたレベル補正を使いました。よろしければお教えください。また別件で恐縮ですが、Premiere Pro2.0で、各々にいろんなビデオエフェクトを掛けた二つのトラック間をブレンドするとどうしても、エフェクト前のクリップが対象になってしまいます。しかたなく両方をレンダリングしてからブレンドしています。どなたか私の時間、画像劣化を救うご指導を、この場をお借りし、お願いします。(汎用性が無ければメールでお願いできれば幸いです)
inoue_k アナグリフ君には悪いですが、快晴の空に赤い熱気球は充分ありえますね。考えただけでも恐ろしいですね。 |
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No.6470 Tue Jun 19 02:40:15 JST 2007 |
Name : 笹研 |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | 度々の書き込みで恐縮です。 Code 3-Dの考え方が赤−シアンのアナグリフに応用できないか検討してみました。
左の画像を(RL,GL,BL)、右を(RR,GR,BR)とするとき
R=RL,G=GL,B=a×(RR+GR)+b×BR ・・・ (a=0.15,b=0.70)
とするのがCode 3-Dなら、これを赤−シアンのアナグリフに適用すれば、
R=b×RL+a×(GL+BL),G=GR,B=BR
になります。
普通のアナグリフを上に、a=0.167,b=0.666とした上記の赤−シアン版Code 3-Dを下に並べました。当然ながら赤のコントラストは低下しますが、上に比べて下はかなり見易くなっています。結構使えるかもしれません。 |
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No.6469 Tue Jun 19 02:23:47 JST 2007 |
Name : ima0G |
URL : |
Subject : デジタルフォトフレームX2 |
 | 2枚買ってステレオ化しようと思うのですが デジタルフォトフレームのお勧めはどれでしょうか?
スペック見ても値段の割になんか頼りないモノばっかりですし、 近くの電気屋にも現物が置いてないようなので どれくらいのモノやらさっぱり解りません。
もう少し待ちでしょうか? |
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No.6468 Mon Jun 18 23:47:43 JST 2007 |
Name : ima0G |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | inoue_kさんがなぜスクリーンモードにこだわってるのかが理解できません。 レイヤーで重ねて乗算でそれぞれ15%15%70%すればいいんじゃないでしょうか? そういう意味ですよね?
ところで下のような意地悪な画像はColorCode3D化できますか? |
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No.6467 Mon Jun 18 21:36:43 JST 2007 |
Name : 笹研 |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | 前回は書き込みのタイミングが遅れましたが、inoue_kさんの特許情報で何となくわかった気がします。
前回の工夫は、LeftがR+G、RightをR’=0,G’=0,B’=(R+G+B)/3としたものでした。 お示しいただいた特許文献によれば、上記の B’=(R+G+B)/3 を B’=0.15R+0.15G+0.7B とすることで、青の色合いを残しているのだと思われます。
急なことでそのまま再現は出来ませんでしたが、B’=0.167R+0.167G+0.666B として近似解を作ってみました。御比較ください。 |
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No.6466 Mon Jun 18 21:06:16 JST 2007 |
Name : 笹研 |
URL : |
Subject : Re:カラーコード3Dトライアル |
 | 改めてColorCode 3-DのHPを見てみたんですけど、Yellow/Blueのアナグリフではないと書いてありますね。Galleryを見るといずれもきれいで、Yellow/Blueのアナグリフじゃないと言っている以上、違うんでしょうね。どうも私が間違っていたようです。
左目(アンバー)の側にカラー画像を見せ、右目(青)に視差画像を見せるということから推測して、以下のようなものを作ってみました。 上が普通のアナグリフ(Yellow/Blue)で、下がカラーコードを推定して一工夫したものです。これだと裸眼で見た色合いが変わってしまいますが、アンバー/青の眼鏡でみるとそう気になりません。 どうでしょう? |
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