No.5398Sun Jan 29 09:29:44 JST 2006
Name : 関谷
URL : http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050329/tower.htm
Subject : 東京タワー

今週の立体写真は、今年の年賀状にも印刷した「東京タワー」です。
奥に見える高層ビルは、六本木ヒルズ。
エッフェル塔ほどおしゃれじゃないけれど、なんとなく昭和の香りがして、
これはこれでいい感じです。

第２東京タワーの候補地は墨田台東エリアに決定したらしいけれど、
あまり現在的にならないでほしいなぁ（木造とかなら素敵なんだけど）
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050329/tower.htm

No.5395Sat Jan 28 10:53:05 JST 2006
Name : satoshi-
URL :
Subject : 長波長域のことです

つまり赤い光にたいしてこれまでの普通のレンズは可視光線域までで設計を見切っているような感じでした。プラナーの写真を見たときに普通のフィルムが感光する範囲全体を考えて設計したようで、赤の感光層の像だけを比べると歴然と違っていると思うのでした。このことは写真クラブにいたとき各自の四つ切写真を比べて見て分かったことでした。

さきの波長域のことは各自で実感したらと思いました。富山のワンダーラボでは毎週ステレオ映画をやりますが、父兄同伴での子供さんが多いみたいでした。１０数回も見ましたが、担当係りもいるし、よい感じのものであり気分が悪くなった例もないようでした。これは課外教育でしょうな。

No.5394Fri Jan 27 23:50:24 JST 2006
Name : 笹研 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : 黄色と青のアナグリフ

ima0Gさん、貴重な情報ありがとうございます。
黄色と青のアナグリフもちゃんと実用化されているんですね。ということは緑とマゼンダのアナグリフも実用化されているんでしょうか。
赤−シアン、黄−青、緑−マゼンダの三種類のアナグリフを用意しておけば、一色型色覚異常のケースは全てクリアできる訳ですね。

>黄色(R+G)と青(B)では見かけの明度差がありすぎてアナグリフとしてはケッコー難しいと思うのでが......。
たぶん青が暗いという意味だと思いますが、一色型色覚異常の人なら赤か緑が見えない分だけ黄色が暗く見えるでしょうから、健常者よりバランスが良いかもしれませんね。
いずれにせよ明るさのバランスなら眼鏡で調整できるでしょうから、大きな問題ではないように思います。

残る問題は二色型色覚異常〜色盲のケースですが、これは大変興味深い課題です。私も少し考えてみようと思います。

No.5393Fri Jan 27 20:31:16 JST 2006
Name : おっと
URL :
Subject : Re:教育現場でのアナグリフの使用

丁寧な解説ありがとうございました。
巨人のイメージが広く使われているようで、そのへんが知りたかった事です。
たしかに奥行が強調される（高さが何倍にもなる）説明は難しいですね。
実際に2台のカメラ位置と被写体の位置関係を自分の眼で再現してみれば、ピントすら合わない至近距離だったりしますから、実際の経験は肉眼では無理で、立体写真などでかろうじて成立する特殊なものだと思います。

No.5392Fri Jan 27 20:21:18 JST 2006
Name : ima0G
URL :
Subject : Re:教育現場でのアナグリフの使用

佐藤さんが「色覚の特性」という言葉を選ばれたことで
安堵しました。
考えてみれば、共学のクラスでそういう生徒がいる確率は70%くらいになる訳ですよね。
（計算が間違ってるかも？誰か計算してください。）

教育に携わる人にとっては「言うまでもない。」ことですね。
確かに。

>笹研さん
「黄色と青の補色関係を使ったアナグリフ」

黄色(R+G)と青(B)では見かけの明度差がありすぎてアナグリフとしては
ケッコー難しいと思うのでが......。

以前この掲示板ので、てしまさんが紹介されてましたね。
調べてみると2000年No.531でした。

下記にいくつか画像がありますが、私はColorCode 3D glassesを持ってないので効果のほどは解りません。
http://www.nwave.com/colorcode/list.html
検索するとメガネを売っているところも見つかりました。2ヶ500円らしい。
http://www.b-side-museum.com/bsidenew/index.html

No.5391Fri Jan 27 19:23:33 JST 2006
Name : 佐藤崇徳
URL : http://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/tsato/graphics/anaglyph/
Subject : Re:教育現場でのアナグリフの使用

おっとさん，こんにちは。

立体的に見えることの原理については，実体視を取り上げてる教育現場ならどこでも簡単に説明されているはずです。
アナグリフについては，私が宣伝しているところですが，空中写真のステレオペアを実体視すること自体は，ずいぶん前から高校の教科書などにも掲載されていました。私も高校生の時（15年以上前のことです）も，地理の授業で実体視をやらされたことがありました。できませんでしたが。
原理の説明については，地形図関係の解説書には大抵でています。例えば，ガリバーのような巨人が地表を見下ろしている図で，右目と左目の視野（視角？）が書き込まれているものと，ガリバーの代わりに飛行機が飛んでいて，右目と左目に相当する位置で地表を撮影している図のセットです。
右目と左目で近くにある物体の見え方が違うことは，やってみればすぐ判ることなので，学生達も一応は納得しますね。（「理屈はよく理解できないけど，やってみると確かに立体的に見える」というのが本音かもしれませんが。）
ただ，実際の地形以上に飛び出して見えるという過高感については，説明するのはなかなか難しいですね。高校生以下だと「起伏がよくわかるように，実際以上に高さが強調されるように撮影の仕方を工夫している」といってごまかすしかないような...。

こういった空中写真の実体視については，地理とは畑違いですが，専門家集団である写真測量学会のホームページで何か気の利いた解説はないのかと見たのですが，面白みのないページですね。
http://jsprs.iis.u-tokyo.ac.jp/
ただ，ここの出版物に「立体写真のみかた・とりかた・つくりかた」というのがあって（1980年発行と古い），私も少し前に入手しましたが，一般向けの解説書で，空中写真だけでなく，風景写真や生け花，女性の彫像，果ては眼底の顕微鏡写真までさまざまな被写体のステレオ写真が載っていました。

地理っぽいところでは，国土地理院と深い関係にある（財）日本地図センターがいろんな出版物を出していて，例えば「空中写真の知識(改訂版)」という本があります。商品紹介のページ
http://www.jmc.or.jp/book/jmc/shashinchishiki.html
で，目次が見れますのでご覧ください。第７章で「実体視」という表題で７ページにわたって書いてあります。

なんだか，ご質問にお答えするというよりも，文献紹介になってしまいました。すみません。

No.5390Fri Jan 27 17:06:43 JST 2006
Name : おっと
URL :
Subject : Re:教育現場でのアナグリフの使用

はじめまして。なるほど実用的な立体画像の使い方ですね。
ところで私が生徒だったら、初めて見る不思議なイメージにビックリでしょう。
実際このようなイメージは肉眼ではあり得ないことですから、そのカラクリについて生徒たちは疑問を持つと思います。そのような事は地理の分野では無いと思いますが説明されているのでしょうか？的確な説明というものを聞いたことが無いもので、教育の現場ではどうなっているのかという興味ですが、、、

No.5388Fri Jan 27 11:34:11 JST 2006
Name : 佐藤崇徳
URL :
Subject : Re:教育現場でのアナグリフの使用

ima0Gさん，笹研さん，こんにちは。
コメントありがとうございます。

ここは教育関係の掲示板ではないし，話が長くなるので，ご指摘のようなことは省略していましたが，当然，考えています。実際に使う際には，実体鏡も併せて利用可能にしておくなど，いろんな配慮をしておく必要があるのは言うまでもありません。

つまり，こういうことです。すぐに裸眼実体視できる人は少ない（少し前に，私が教室で調査したら約半数）。かといって，１クラス40人の授業のために，実体鏡を40台買い揃えるのは，経費的にも管理上も大変。ならば，アナグリフを用意するとともに，実体鏡も２〜３台用意するというのはどうだろうか。（そういった物理的なことだけでなく，メンタルな部分への配慮も必要ですが。）

その上で，ima0Gさんはよくご存じでいらっしゃるでしょうけど，掲示板をご覧の方の中に勘違いされる方がいらっしゃるといけないので書かせていただきますと，「赤と緑を識別できません」ということ自体は，アナグリフを見ることができるかどうかの条件にはなりません。［赤〜黒］［シアン〜黒］の明度の違いがそれぞれ認識できるかが，アナグリフを見れるかに関わってきます。むろん，赤もしくは青の錐体がない方，もしくは非常に弱い方は，できないということになります。

そういった色覚の特性についてもさることながら，左右の視力が極端に違っていたり，片目を失明している方は，そもそもどんな方法であれ実体視できません。そういったケースも含めて，（学校教育に限らず，さまざまな情報コミュニケーションの場面で）視覚バリアフリーを考える必要があるでしょう。

No.5387Fri Jan 27 07:50:47 JST 2006
Name : satoshi-
URL :
Subject : Re:地形のアナグリフ

当地富山県では立山砂防博物館にステレオシアターがあり立体映画を上演しています。立山登山をした方はご存知でしょう。これは偏光眼鏡で見るもので、県としては一大事業である立山カルデラ関係が殆どでした。なおアナグリフでは大きさ４〜５�坦僂硫菫�を床に敷きつめたものがあり、赤青めがね使用で立って見るものがありました。これは立山町まで行けばいつでも見れるようでした。数年前でしたが、知事様にステレオ布教の提言をしたとき知らせがあったのでした。ついでに国土地理院の関東地方測量部がつくった｢測量の日｣記念の縮尺７０万分の一の「関東地方余色立体地図」ある方から戴き大切に保存してます。これの説明では高さは水平距離に比べて８倍に強調してあるということでした。

No.5386Fri Jan 27 03:57:55 JST 2006
Name : 笹研 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : Re:教育現場でのアナグリフの使用

お話に横から割って入るようですいません。

とりあえず私は色覚に大きな問題ないようで、ima0Gさんが指摘された件について考えたことが全くありませんでした。

色弱、色盲についてよく「色の区別が付かない」という言い方をされるので、モノクロフィルムのように可視光全域に感度はある（明暗はわかる）が、波長の区別がつかないのであれば、アナグリフは問題なく見ることができる。ぐらいに思っていたのです。調べてみると三色の錐体の一つないし二つが弱いか無いのだそうで、これでは問題になりますね。

それでも色覚異常の多くは１色型色覚異常で、しかもほとんどが第１（赤）色覚異常か第２（緑）色覚異常で、第３（青）色覚異常は非常にまれだとのことですから、黄色と青の補色関係を使ったアナグリフなら、見ることのできない人はかなり少ないのではないでしょうか。

それでも全ての生徒が全く同じように見えるというわけにはいかないでしょうが、そういう現実を避けるのではなく、どう受けとめるかを考えることも必要かもしれません。ima0Gさんのいわれるように「アナグリフとステレオペアの併用」でクッションをいれるのも良いかもしれませんね。

考えてみると難しい問題ですね。

No.5385Thu Jan 26 23:26:51 JST 2006
Name : ima0G
URL : http://ima-image.com
Subject : 教育現場でのアナグリフの使用

佐藤崇徳さん、はじめまして。

人間ってひとそれぞれ色の見え方が違うんですよ。
それはもう、想像を遥かに超えて。
例えて言えば、音痴と調律師の聞こえ方くらいに
たぶん、あなたがたまたま、網膜の錐体細胞の1種類に欠損か
働きの弱い人に出逢ってないだけかもしれませんが、
遺伝的に男性の5％の方が赤と緑を識別できません。
確率的に言えば、ひとクラス40人としても1人います。

当然アナグリフでの立体視はできないと思います。

教育現場で使う場合、
そういう生徒が傷つかないような配慮を考える必要があると思います。

やはり、アナグリフとステレオペアの併用がいいんじゃないでしょうか？
ステレオペアなら、「ボク見えへん！」「私も見えへん！」って
必ず何人も仲間がいますから。
クラスで一人はそーとーきついですよ。

No.5384Thu Jan 26 23:26:03 JST 2006
Name : 関谷
URL :
Subject : 立体の花火を上映

今日は花火師さんの会合で、花火の立体ムービーを上映しました。
花火○○ー○さんの撮影された映像と、しゃべくりがメインです。
（私はアシスタント）
８０名程度のキャパでしたが、全員が偏光メガネをかけると、やっぱり異様ですね(^^;

シルバースクリーンは１２０インチの携帯タイプをレンタルしたのですが、
組み立てがすごく簡単なフレームで驚きました。

上映後は、そのまま会場となった横浜ランドマークタワーのホテルに宿泊です。
夜景がとても綺麗なので、ついハイパー撮影したくなります(^o^)

No.5383Thu Jan 26 22:59:09 JST 2006
Name : 関谷
URL :
Subject : Ｒe.地形のアナグリフ

佐藤さん、アナグリフの布教活動(!?)ご苦労様です。

私も以前、とある大学院の教室で、立体鏡で地図を立体視し、
地すべり箇所を予測するといった内容の講義を聞かせて頂いたことがあります。
実際にダム建築箇所の選定などに利用していると聞き、
とても興味を覚えた記憶があります。

おかげさまで、最近では高校や大学から赤青メガネの注文も頂いており、
教材としてアナグリフを利用して頂いていることを嬉しく思います。

佐藤さんのページいいですね！
「阿蘇カルデラ」が特に見入ってしまいました。
これからも、色々な場所の画像がアップされることを期待しております。

No.5382Thu Jan 26 22:35:36 JST 2006
Name : 凸山
URL :
Subject : Re:さらば「RVP」

> ベルビア（RVP）って昨年末で製造終了だったんですね？

一番、堂々とアナウンスしてるのはここかな。
http://www.nationalphoto.co.jp/1F/fuji_news_01.htm

年内で生産終了という話は、昨年の春頃から見かけるように
なりましたが、富士フィルムのWebページにはまだアナウンスが
ないようです。
アグファ、コニミノの完全撤退と較べれば、良しとしなければ
ならないという感じですね。

> 「風祭ゆき」や「宮下順子」以上にお世話になりました。

暗号解読できず。

No.5381Thu Jan 26 18:59:03 JST 2006
Name : 佐藤崇徳
URL :
Subject : Ｒe.地形のアナグリフ

岩田さん，情報ありがとうございます。

ご案内くださったJAXAのページには，PRISMセンサについて「衛星の進行方向に対して前方、直下、後方の3方向の画像を同時に観測できるので、標高を含む地形データを一挙に取得可能です。」とありますので，撮影（というのか？）した画像を実体視するのでしょうね。人間がというよりは，コンピュータに実体視させるっぽいですけど。

以前，私の指導教官だった大学の先生が，外国の衛星写真を実体視していたことがありました。ヒマラヤあたりで活断層を探していました。

No.5380Thu Jan 26 18:46:50 JST 2006
Name : 佐藤崇徳
URL :
Subject : Ｒe.地形のアナグリフ

オクユキさん，はじめまして。

> やはりあのような画像を元に正しい地形の判定などに応用される
> ということなんでしょうか。

一言で言えば「そうです」ということになります。

あの写真は，国土地理院が撮影したものです。撮影目的は，地形図を作るためです。つまり，国土地理院の1:25000地形図は，空中写真を実体視することによって（それだけではありませんが）作られています。真上から撮った写真を実体視しながら，高さが同じところを結んでいけば，等高線が描けますよね。

そして，地形学の研究では，その全国くまなく撮影されている空中写真を実体視することが調査手法として取り入れられています。オクユキさんが書かれているように，実際の地形以上に高さが強調されていますが，それがかえって好都合のことも多いです。ほんの数ｍの高さの違いがはっきりわかりますから。その数ｍの高低差が活断層によるずれだったり，洪水の時に浸水するかの分かれ目になったりすることもあります。

そういう研究では，裸眼だったり，実体鏡が使われているのですが，学校教育などみんなで実体視をする場合には，アナグリフが簡単で低コストで良いんじゃないかと私は考えています。
「地図が苦手！」「等高線が読めない！」という生徒にも，地形の面白さを知ってほしいですから。

最近，防災関係で，平常時からの地域住民への情報伝達が重視されていますが，どこがどういう地形でどういう災害の危険性があるかなんてことでは，アナグリフが使えるんじゃないかと思っています。

No.5379Thu Jan 26 17:55:07 JST 2006
Name : 岩田
URL :
Subject : さらば「RVP」

ベルビア（RVP）って昨年末で製造終了だったんですね？
「風祭ゆき」や「宮下順子」以上にお世話になりました。

フルタイムライブビューデジ一眼や６万円台デジ一眼も時代の流れなのでしょうか？

ペンタックス、５点測距にした６万円台デジ一眼「*ist DL2」
http://www.digitalcamera.jp/

オリンパス、液晶モニター見ながら撮影できるデジ一眼「E-330」
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2006/01/26/660170-000.html

今年も色々出てきそうですが、「デジステ」も出してくれ〜！！

No.5378Thu Jan 26 17:53:12 JST 2006
Name : 岩田
URL : http://jaxa.eco.goo.ne.jp/about.html
Subject : Ｒe.地形のアナグリフ

先日、打ち上げられた陸域観測技術衛星「ALOS（だいち）」には、PRISM、AVNIR-2、PALSARという3つのセンサーが搭載されています。陸域観測技術衛星となっておりますが、これって・・・・・？
詳しくは↓
http://jaxa.eco.goo.ne.jp/about.html

No.5377Thu Jan 26 15:56:41 JST 2006
Name : オクユキ
URL : http://www.ne.jp/asahi/okuyuki/stereo/
Subject : Ｒe.地形のアナグリフ

佐藤さん、はじめまして。
早速、地形のアナグリフ拝見しました。
私は以前、電力会社にいまして、やはりその時、航空写真による
山岳などの地形の立体画像を2個のレンズで見たことがあります
が、その時のことを思い出しました。
あのときも実際の地形よりも強調して凸凹が見えるような表し方
だったと記憶してますが、初めて見たときは相当驚きました。
何せ山の形などが、強烈に迫ってくるものですから、聞けば、あ
れを元に標高など導き出す資料に使うとか、そのときはその程度
に聞きました。今回もそのときの画像に近いという印象を持った
わけです。
アナグリフであのときと同じような画像に出会うとは思いません
でしたので、懐かしい感じもしました。
やはりあのような画像を元に正しい地形の判定などに応用される
ということなんでしょうか。

No.5376Thu Jan 26 12:13:00 JST 2006
Name : 佐藤崇徳
URL : http://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/tsato/graphics/anaglyph/
Subject : 地形のアナグリフ

皆さん，はじめまして。（関谷さんとは，以前，メールをやりとりしたことがありますが。）

とある学校で地理の教員をしているものです。地理学（研究）の世界では，地形を実体視するという手法は結構使われています。従来は，空中写真をそのまま裸眼実体視or実体鏡で見るということがほとんどだったのですが，アナグリフが簡単で，低コストだし，画面表示とか紙に印刷とかいろいろ使えていいじゃないかと考え，布教活動(!?)をしています。

その一環で，いくつかの地域について，国土地理院の空中写真や標高データから作った地形陰影図をアナグリフに加工し，地理学習用教材としてインターネット上で公開していますので，ご案内（宣伝）させていただきます。
URLは，次のとおりです。
http://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/tsato/graphics/anaglyph/
いろいろ説明書きがありますが，大きめの文字で「地理学習用のアナグリフ教材」というところをクリックしていただくと，公開している画像がご覧いただけます。

実体視についてご関心と知識をお持ちになっていらっしゃる，この掲示板をご覧の皆様から，ご意見，ご感想をいただけましたら幸いです。


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