No.5186Sun Nov 13 00:47:06 JST 2005
Name : 岩田
URL :
Subject : ひらぱー

関西で菊人形展（義経）として有名なひらかたパーク（通称ひらぱー）に行ってきました。
全国で数多く開催される菊人形展の中でも、85回の長い歴史を持つ同園での菊人形展ですが、菊人形師が高齢化（後継者不足）の為、今年で終わりとの事で、昔を懐かしむ人で２時間待ちの日もあるとの事です。
昔に比べると2/3程度の展示で少し寂しい限りですが、人手が足りないので止む得ないのでしょう。

伝えるべき技能が、又ひとつ消えてしまうのでしょうか？残念です。

No.5185Fri Nov 11 23:38:50 JST 2005
Name : おっと
URL :
Subject : Re:イメージの詩

ima0Gさんが画像を貼ってくれるとうれしいですね。
多分私のベクトルだけがあさっての方向をむいてるだけだと思います。

No.5184Fri Nov 11 21:10:49 JST 2005
Name : ima0G
URL : http://ima-image.com
Subject : イメージの詩

どうも、そうですね。長らくご無沙汰しておりました。

まぁ「立体視」なんて意識してる時点で自然ではない訳ですが...。
同じ立体写真でも人それぞれだと思うんですが、
「自然に見える」というベクトルと「不思議に見える」というベクトルは
けっこう違う方向を向いてますからね。
でもやっぱりギリギリのセンを狙いたいもんですよね。

いろいろ考えてたら....。
風景の立体写真は平行法で、マクロなヤツは交差法で観るほうが
より自然に見える?^^)

という訳で交差法のほうを貼っときます。
平行法は
http://ima-image.com/stereopair/2005/051111p_J.html

No.5183Fri Nov 11 18:16:21 JST 2005
Name : おっと
URL :
Subject : RE:パースペクティブ

>テレマクロのプリズムフィルター方式は裸眼立体視に向いている
私の場合はプリズムフィルター方式は小人の視覚であり、プロジェクター映写を念頭に置いています。
プロジェクター映写は裸眼立体視で成立する視差の大きな立体像も成立しにくいようなので、その意味でやりすぎない映像を撮るのに適してるんじゃないかと思っています。

No.5182Fri Nov 11 14:25:38 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : パースペクティブ

おっとさん、プリズムフィルター方式を始められたとのことで大変うれしく思っています。他の方式に比べると手軽なのでもっと普及しないかと期待しています。
昨日図書館で写真工業４月号の島和也氏の書かれている記事を見ました。コアな愛好家はさすがです。ここまで考えるのかと感心しました。文中でパースペクティブの話題を挙げているのですが、専用のビュアーを使って見るのではなく、私のように裸眼立体視を常用するのであれば、広角系の写真よりは望遠系の写真の方がパースペクティブの適合性が良く、自然な立体感が味わえるのではないかと思います。であればテレマクロのプリズムフィルター方式は裸眼立体視に向いていると言えると思うのですが、いかでしょうか。

No.5181Fri Nov 11 13:40:47 JST 2005
Name : satoshi-
URL :
Subject : Re:Re:トーイン歪みの考察

関谷さん　説明は分かりやすくていいですね。私がステレオをやりだした最初のころを思い出しました。レンチキュラーカメラの改造型でハーフ判2枚撮りのベース18ミリで距離４０〜５０センチの花を撮影したことがありました。それはかなりトリミングする必要があったのでした。そこで少しカメラを内側にしてみたらどうかとか、バックを白とか空色にしてはどうかなどと貴方様に伺ったはずです。そこで台形歪みのことを知ったのですがよくぞ教えてもらいました。いまは平行光軸でのみ撮影していますからいいのですが、この頃の話題と関連するのですが、あのときは申しませんでしたが、境椎史先生では｢ステレオ写真を考える」クラシックカメラ専科�癸横靴鵬宍�のことを書いているのでした。「この台形歪みについてはよく話題になりますが、表示方法との組み合わせで、実用上問題がない程度の歪みであれば差支えがない。なおこの歪みは,撮影画角を小さくすると急速に減少する。」とあったのですがそのときはこちらからこのことはことさら云わなかったように記憶しています。

No.5180Fri Nov 11 13:31:17 JST 2005
Name : おっと
URL :
Subject : HC1+バリミラージュ

まだ可動式にしていませんが、かなり使えます。三脚にマニュアルフォーカスで手軽です。花や昆虫などには最適そうです。
左右からDV相当の画面が切り出せますので、完全シャッター同期のとれたSDサイズの編集が実用的と思われます。真ん中のゴースト対策は必要かな。（2セクションはまだ購入していません）
近いうちにBLOGに書きます。

No.5179Fri Nov 11 08:38:42 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : Re:トーイン歪みの考察

>フィルムは平面。網膜は球面。

imaOGさん、ご無沙汰です。

人間の目の場合、周辺部は意識しないと見えないですが、
写真の場合、周辺まで見られてしまうところが、もう一つの異なる点でしょうか。

No.5178Thu Nov 10 23:41:33 JST 2005
Name : 岩田
URL : http://news.sel.sony.com/pressrelease/6279
Subject : ソニーブランドのマイクロドライブ

ソニーブランドのマイクロドライブ（5G）の発表がありました。
http://news.sel.sony.com/pressrelease/6279
いよいよソニーのハードディスク・ハンディカムが発売かな？

キャプチャー作業なし、コピぺだけでRL同期もOKなんて夢みたいですね。
ますますLANCコントローラが必需品になるかもしませんね。

No.5177Thu Nov 10 14:11:45 JST 2005
Name : おっと
URL :
Subject : Re:トーイン歪みの考察

ima0Gさんおひさしぶりです。
トーインのキツい立体写真は、人間に置き換えると、目前の何cmかの立体視で、本来ピントの合わない領域です。「人間の視覚の再現」を目的としない場合（私の場合）大変興味深い領域です。むしろ積極的にチャレンジすべきが、私の考え方です。
平面と球体については、局面CCDができたら、レンズの設計に有利で凄いカメラが出来そうな気がするのですが？
針穴写真では、局面を使う場合もありますね。

No.5176Thu Nov 10 11:45:20 JST 2005
Name : ima0G
URL :
Subject : Re:トーイン歪みの考察

フィルムは平面。網膜は球面。
ってことでしょうね。

No.5175Thu Nov 10 06:51:04 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : トーイン歪みの考察

格子を平行視線で撮影した場合と、トーイン視線で撮影した場合の画像例を↓に掲示しますね（平行法です）
トーイン撮影では台形歪みにより、やはり少し見にくいように思います。
また立体感も、平行撮影は格子が平面に見えますが、トーインの方は格子の中央部分が凸って見えます。

よく、人間の目は近くのものを見ている場合、内側に向いているので、
ステレオカメラも内側を向ける（トーイン撮影）するほうがいいと思われる方もいるのですが、
人間の目は球体なので、下の画像のような台形歪みが発生しません。
ステレオ写真では、平面なフィルム上に投影されるので、トーイン撮影すると、このような歪みが発生します。
できるだけ平行撮影し、トリミングロスが多くなるような場合は、ステレオベースに問題が
あるというのが私の考えです。

ペンタックスのミラー式ステレオアダプターは、トリミングしなくても、
ステレオウィンドウが壊れないように、約２ｍ先のトーイン視線となっています。
そのため、若干の台形歪みが発生するようです。
私の知り合いは、Photoshopでせっせと台形歪みを補正していました（大変そうでした）

No.5174Thu Nov 10 03:13:09 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : お詫びと歪みに関する誤解について

　まずは先の書き込みに不適切な表現があったことをお詫びいたします。
　再三話題に上がっているステレオアダプターやプリズムフィルターを使う写真に見られる歪みの問題ですが、これについての誤解を解消するためには、きちんと私の考えを説明することが一番と考え、以下に図を使って説明させていただきたいと思います。
　ステレオアダプターやプリズムフィルターでは、（１）のように一枚の写真を撮る光学系を（２）のように分けてＲとＬに割り当て、さらに光線を鏡やプリズムを使って曲げて（３）のように視野を前方に向けます。（３）を見れば明らかなように、このとき左右のフィルム面は平行ではなく、傾いてしまうので画に倍率の勾配ができて歪んでしまいます。さらに左右の視野を重ねるために（４）のようにトーインするとフィルムの傾きはさらに増加し、歪みも大きくなりますが、（３）の時点での傾きに比べれば（４）でのトーインによる傾きの増加分は小さいので、トーインは主原因ではないと述べた訳です。
　（３）のようにフィルム面が傾くのは、（２）でレンズがＲ，Ｌの各々のフィルム面の中心にあるのではなく、Ｒは右端、Ｌは左端の上にあるのが原因であり、このようにレンズがフィルムの中心からずれることを「アオリを効かせる」と言うことから、笹研の応用編５ではアオリ撮影が歪みの原因であると書いたのですが、よくよく考えて見ると（３）のように視野を前方に向けることもトーインと考えることができ、（３）の時点で歪みが発生することからトーインが歪みの原因であると言うこともできると、今になって気が付きました。
　これが誤解の原因だったのではないかと考えますが。いかがでしょうか。

No.5173Wed Nov 9 22:38:58 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : プリズムフィルターを使った接写は続きます

笹研のホームページに「プリズムフィルターを使った接写Ｂ（原理編）」を追加しました。またご覧ください。
ステレオ写真とは直接関係ありませんが、「針穴写真７　ピンホールの位置２」も同時に加えました。針穴写真に興味がある方はこちらもご覧ください。
ちなみにトップメニューもちょっと変えてあります。前よりはましになったと思うのですが、いかがでしょうか。

No.5171Wed Nov 9 17:05:39 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : Re:Re:Re:視差以外の従属的原因

>マクロ５０，１００、２００での撮影　必ず花を同じ大きさに写して並べそれぞれバックの物がどのような大きさになっているかを比較することもやってみては。
笹研のサイトをご覧いただければおわかりになるとおり、それは十分理解しているつもりです。栗林慧氏の虫の目写真を目標としていると書いたことからもご理解いただけていると思うのですが。

>台形ゆがみによる画像のことを申したつもりでした。「カメラは平行光軸にセットしなければいけない」と書き込んだつもりですが、そちらではその後実際にやってみましたでしょうか？
先の書き込みは一般論だと思い、私に対してのご意見とは気が付きませんでした。これについては関谷さんの解説にもあるとおり、平行光軸にして問題が起きないのであれば平行光軸にすべきと思いますが、テレマクロのように画角が狭い場合（プリスムフィルター方式はそうなることが多い）平行光軸で撮るとトリミングロスが大きくなって困ります。一方でトーインによる歪みは画角が狭いとほとんど目立たなくなり、トーインのデメリットが小さく、トリミングロスが小さいというメリットが大きいので、積極的にトーインさせることになるのです。これについて疑問がありましたらもう一度関谷さんの解説をご覧ください。

なおプリズムフィルター方式やステレオアダプターに見られる歪みの主原因はトーインではないと考えております。トーインは従属的な原因にすぎません。

No.5170Wed Nov 9 08:10:00 JST 2005
Name : satoshi-
URL :
Subject : Re:Re:視差以外の従属的原因

「寫角ー大きさの比較感」は重要な役割を果たしています。近距離にある物体は遠距離にある同じ大きさの物体より大きく見える。人間の眼の視角より大きな寫角の写真は肉眼で見るより以上に近距離の物体が大きく写る。これがモノ写真家の云う広角による遠近感であり....
「ステレオ写真のすべて」　木村竜　著より抜粋しました。

奥行きの錯視について　「メノトリックス」白石和也著　「錯視の造形」という本は３次元の本ではなくて普通人の錯視に関する本ですが、奥行き視ということに関しては下記の項目があります。
�‖腓�さのちがい�⊇鼎覆雖Ｂ腟け鷆疔´だ�透視法�ゥ函璽鵑梁佝罩μ整屠，覆匹覆鼻＼茲遼椶箸篭δ未垢襪里任呂覆い�と思うような本です。

マクロ５０，１００、２００での撮影　必ず花を同じ大きさに写して並べそれぞれバックの物がどのような大きさになっているかを比較することもやってみては。

No.5169Tue Nov 8 21:31:19 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : Re:子猫の視覚

>犬の いぬ まにおでかけニャン！

そういや、子犬の視覚を考えたこともありましたねぇ。
カメラ上向けると逮捕されそうなのが問題でした(笑)

No.5168Tue Nov 8 20:58:19 JST 2005
Name : 岩田
URL :
Subject : 子猫の視覚

犬の いぬ まにおでかけニャン！

No.5167Tue Nov 8 19:12:45 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : Re:小人の視覚について

>小人の視覚を実感するには多くのハードルがあると考えています。

ハイパーステレオの場合は比較的「巨人の視覚」を感じやすいのですが、それに比べ
マクロステレオ（ハイポステレオ）の場合は、見る画面が小さいとなかなか「小人の視覚」を感じにくいと思います。
１００インチ等の大画面でマクロステレオを映写すると、虫の気分に浸ることができますよ。
「ああ、僕はアリさんなんだ」ってね。

No.5166Tue Nov 8 17:27:13 JST 2005
Name : おっと
URL : http://blog.so-net.ne.jp/otto/2005-01-08-1
Subject : 小人の視覚について

笹下さんの指摘どうり、小人の視覚を実感するには多くのハードルがあると考えています。
被写界深度もそのひとつですね。
http://blog.so-net.ne.jp/otto/2005-01-08-1
その他にも立体視の方法としてプロジェクターによる大画面映写などは体感のための有力な方法だと思います。
PCのモニターによる実感には想像力の助けが必要かもしれません。（笑）


READ NEXT 20 　Go to TOP of BBS