No.5165Tue Nov 8 16:27:09 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : Re:視差以外の従属的原因

残念ながら東京ステレオクラブにはアクセスを拒絶されているので見ることはできませんが（書き込みが管理者の逆鱗に触れたのでしょうか？）、従属的要因とは例えば写っているものの遠近法的な大小でしょうか。
例えば栗林慧氏の虫の目写真には巨大なバッタの後に小さな猫（バッタと同じ時ぐらいの大きさだったかもしれませんが）が写ったようなものがあり、一枚の写真でも圧倒的な奥行きを感じます。このように近くにある小さな物が大きく、遠くにある大きな物が小さく写るような奥行き感のある写真をステレオ写真で撮ることは私の目標の一つでもあります。
そこで話は戻るのですが、おっとさんが小人の視覚で見たような写真と指摘した時、私は真っ先にこの、”近くにある巨大に写った小さな被写体と小さい遠景の組み合わせ”をイメージしたのです。ところが実際に写真を見てみると普通のテレマクロだったので、私には「こびとの視覚」とは結びつきませんでした。ステレオベースが小さいと言う表現が「こびとの目の間隔」とは考えなかった理由がそこにあります。

No.5164Tue Nov 8 07:06:25 JST 2005
Name : satoshi-
URL :
Subject : 視差以外の従属的原因

これについては立体視については,視差以外にも従属的な原因があるとして項目をあげて（昨年の10月23日づけ）東京ステレオクラブで書き込みをしました。よろしかったらもう一度ご覧ください。とかく視差だけに頼る傾向があり他の従属的要因も考慮するようにしたらどうかというものです。

No.5163Mon Nov 7 22:04:06 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : 相対的な表現も必要だと思います

「ステレオベースの大小」ですが、「大きい」や「小さい」は本質的に相対的な表現で、絶対的な表現ではありません。何かの基準値に比べて「大きい」とか「小さい」と表現しているわけです。
例えば人の目の間隔を基準にしてそれより大きいものを「大きい」と言い、小さいものを「小さい」と言うように決めれば確かに紛れはないのですが、例えば「撮影距離10cmでは10mmのステレオベースは大きすぎる」とか、「撮影距離1mでは10mmのステレオベースは小さすぎる」とか基準を変えて大小を議論したいこともあるはずです。
先の議論で混乱を招いた原因は、大小を考える際に共通の基準を持っていると勝手に思いこんで、基準を明言しなかったことにあります。常に「適正なステレオベースより小さい」とか、「人の目の間隔より大きい」とか、基準を明示して相対表現を使えば全く問題はないと思います。

結局のところ私の表現が説明不足で至らなかったことが誤解の原因だったわけですが、こういった誤解を経験することは他の人との着眼点の違いを知ることができるので勉強になります。

No.5162Mon Nov 7 18:43:20 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : RE:「飛び出しMasse! �掘�

>バーナー表示有難う御座いま〜す。来客増員間違いなし！

私もアナグリフのパネルと、無料配布用のポストカードを送りますので、展示してやってください。

>証明写真用インスタントカメラのコンバーターをビュアー用にしました。

迫力のビューアが出来ましたね！
ＰＳＰとかで、デジタル対応にしてください（デジタルなほうが岩田さんぽい）

No.5161Mon Nov 7 18:38:41 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : RE:ステレオベースの大小について

>何をもってステレオベースの大小とするか、人によってまちまち
>なので話がこんがらがるのですね。

ステレオベースは絶対値で表現すべきです。
ステレオベースの絶対値、レンズの焦点距離、被写体までの距離で、
幾何学的にフィルム上の最大視差量がきまるからです。
相対的な表現では、個人差もでるので混乱のもととなると思います。

No.5160Mon Nov 7 14:40:27 JST 2005
Name : satoshi-
URL :
Subject : 先の補足です

拡大鏡(虫眼鏡）については物を見るときは眼が疲労せずにはっきり見ることができる距離は人間では250ミリだとして、例えば焦点距離が50mmなら計算式で拡大鏡の倍率は5倍だと云っています。これなどはニコンなどのカタログに記載してあるのでした。
それで拡大鏡を通して大きく見えるということは、明視の距離250ミリに物を置いて裸眼で普通に見たときの大きさと、同じく拡大鏡を通して明視の距離250ミリにできる映像を比較して云っていることでした。
そこで虫みたいな小さな人間になったとしてベース3mmで100mm距離物体のスーパーマクロ撮影した画面はどこにでもあるステレオビューワー６３�个派當未妨�えるのでした。
なおカメラのセットについては必ず平行光軸になるようにしなければいけないようでした。これまでの経験からでした。

No.5159Mon Nov 7 11:57:20 JST 2005
Name : おっと
URL :
Subject : RE:ステレオベースの大小について

なるほど、ステレオベースが適正値よりも大きいという意味でしたか。私の場合は絶対値でした。虫眼鏡立体視では絶対値としては小さいが、適正値よりは大きいということになりますね。
私のたとえだと、小人が寄り目で見ていることになります。

私も撮影方法としては歪みの少ない平行撮影基本です。

No.5158Mon Nov 7 10:53:06 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : ステレオベースの大小について

何をもってステレオベースの大小とするか、人によってまちまちなので話がこんがらがるのですね。私の場合被写体までの距離の1/30、いわゆる適正なステレオベースに対して大きいかあるいは小さいかを問題にしているので、ステレオベースが（適正値より）大きい写真は視差が大きく奥行き感が強いということになります。おっとさんはステレオベースの絶対値を問題にしているようですが、絶対値は奥行き感とは直接結びつかないのではないかと思います。
以前どなたかが「ステレオベースが小さいからトーインして撮る必要がない」などと書いていたと記憶しますが、これはなにを基準に小さいと言っているのか考えてみると、恐らく写る範囲（被写体の大きさ）に対して小さいと言っていると考えられます。「画角が大きいからトーインして撮る必要がない」と書いた方がまぎらわしくないと思うのですが、こういうことがあるのではなはだ紛らわしいのですね。

No.5157Mon Nov 7 09:25:06 JST 2005
Name : 岩田
URL :
Subject : RE:「飛び出しMasse! �掘�

バーナー表示有難う御座いま〜す。来客増員間違いなし！

先日手に入れました、証明写真用インスタントカメラのコンバーターをビュアー用にしました。
倍率は大きくないのですが非常にクリアーで見やすいです。（レンズ径が大きいので少し離してもOK）

問題となっているSONY？製のCCDの不具合の件ですが、当方のA1（一台のみ）も発症したようです。
一様、無償修理となるようです。皆様のデジカメもご注意ください。

No.5156Mon Nov 7 07:58:05 JST 2005
Name : satohi-
URL :
Subject : 近接撮影での話題でしょうが

いよいよ例の台形歪み(キーストン歪み）を引き起こすような話題になりましたね。私も最初の頃は２〜３度ここのリンクにある石丸さんの例を参考にしてやってみたことがあります。あとで関谷さんから台形の歪みのことを教わりました。
いままでペンタックスオプチオS４でスーパーマクロを1000枚くらい撮影したのでこのパソコンで13センチ＋13センチ画面を鑑賞しています。
ところで被写体までの距離が10�僂覆薀�メラの移動距離は5�个�らいとカメラの使用説明書にありますが、実際は3mmくらいがいいようでした。一枚目の画面の光軸に対して90度となるように水平移動をして平行法の2枚目を撮影しています。専用の雲台についてはデジタルキャパには写真入りで記事を載せてもらったことがあります。

No.5155Mon Nov 7 07:56:26 JST 2005
Name : 関谷
URL : http://www.hi-ho.ne.jp/iwata2/tdsc/index1.htm
Subject : 「飛び出しMasse! �掘�

トップページに「飛び出しMasse! �掘廚離丱福爾鯏修衂佞韻泙靴拭�
主催の岩田さんのページにリンクさせて頂いています。

１１月１７日〜２２日の開催ですので、ぜひ遊びに来てくださ〜い！

No.5154Mon Nov 7 03:30:59 JST 2005
Name : おっと
URL :
Subject : Re:虫眼鏡立体視について

私の場合は「ステレオベースの小さな立体写真」=「小人の視覚」なわけなのです。
小人サイズの人間がいるとしたら見える世界のように、「虫眼鏡立体視」を感じます。
拡大することによって本来人間サイズではピントの合わない距離まで近づいて見ているので、「遠近感が誇張されて感じる」のかと解釈していましたが、これは勘違いでしょうか？

No.5153Mon Nov 7 03:26:33 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : 訂正します

先程の虫眼鏡立体視の件ですが、私は虫眼鏡とカメラの距離が虫眼鏡の焦点距離より長いケースをイメージしていました。この場合近くの物は正立し、遠くの物は倒立するという虫眼鏡特有の現象が見られます。
一方虫眼鏡とカメラの距離が虫眼鏡の焦点距離より短い場合には、全ての距離で正立像になりますが、この条件で使うならば若干のトーインを効かせたテレマクロとほぼ同等な写真が撮れる可能性は十分あると思います。ただこの方法を使うメリットがあるか否かは微妙なところでしょうが。

No.5152Mon Nov 7 02:17:38 JST 2005
Name : 笹下研究所 (sasagelab@yahoo.co.jp)
URL : http://www.geocities.jp/sasagelab
Subject : Re:虫眼鏡立体視について

一枚の凸レンズを通して物を見る場合、それが倒立像か正立像かでもちろん話は違ってきますが、正立像の場合は像は拡大して遠くにあるように見え、遠近感（奥行き感）が強まる方向で歪むのではないかと思います。その結果視差も大きくなるのでステレオベースは大きいように感じるのではないかと考えます。
「ステレオベースが小さな立体写真」とは、どのようなところからそのように感じるのでしょうか。
またレンズを通して見える像は遠近感（奥行き感）が歪んでいるので、これを使って撮影するとリアルなステレオ写真にはならないと思います。従ってリアリティにこだわる人には不向きでしょうが、特にリアリティにこだわらないのであれば問題ないでしょう。他の方法で撮影したステレオマクロと等価な写真が撮れるとは期待しない方が良いかもしれません。
以上私の私見ですがいかがでしょうか。

No.5151Sun Nov 6 15:38:00 JST 2005
Name : おっと
URL : http://blog.so-net.ne.jp/otto/2005-10-13-4
Subject : 虫眼鏡立体視について

100円ショップなどで売られている大きな虫眼鏡を使い、両目で立体視するとステレオベースのちいさな立体写真のように見えますが、理論的にはどうなんでしょう？ご意見お聞かせ下さい。
私は両目と見ているものの作る角度は同じまま、レンズによって拡大しているため、近づいて見ている事になり、ステレオベースが小さくなるのかな？と思っていますが？
またこれを応用したマクロ装置も可能かと思いますが、100mm〜200mmマクロレンズによる接写（トーイン）と同じ事になりますか？

No.5150Fri Nov 4 10:20:49 JST 2005
Name : 凸山
URL : http://www.plants3d.org/
Subject : Re:magicflash

> 外見がちょっと...なんですよね。でも考えてみま〜す(^^)

ミント菓子フリスクのケースがぴったりなんですわ。おまけに付けるとか。

AND回路の出力をフラッシュだけでなく、シャッターのトリガーにもできれば理想的なんでしょうが、Magic Flashは実用十分な同期速度を得ることができます（1/125程度）。

> これだとステレオベースが固定され（たぶん18mmぐらい）

de Wijsのマクロレンズのステレオベースは、レンズによりますが6.5mmから15mmとかなり狭いです。一本だけ持って出かけるというわけにはいきませんし、長さがかなりありますので、可搬性はネックになります。

No.5149Fri Nov 4 10:12:31 JST 2005
Name : でじまる
URL :
Subject : Re:magicflash

わたしも、これいいなぁと思ったのですが、
規格を読むと、最高同調速度約1/4秒と書かれていますね。
うーん、これではかなり使用状況が限られてきて、日中シンクロは難しいと思うんですが。

自転車レースのサンプル写真はうまく同期とれてますが、
あれはただフラッシュが届いてないだけのような気がしますが、どうなんでしょう。
２台カメラの同期という点では使えると思いますが。

No.5148Fri Nov 4 07:06:22 JST 2005
Name : satoshi-
URL :
Subject : ステレオマクロレンズ工作

名古屋のステレオクラブの方はよくステレオ用のテレマクロレンズを作っていたのでした。そこでオクユキさんが使用しておられるミノルタα７専用のレンズ仕様についてお聞きしたことがあります。
＞レンズの後ろ側には長い隔壁があるのでしょうね　　という問いに　

隔壁はミラーのごく手前で終わっています。その終端部を厚めに膨らまして光の混合がしないように配慮しています。という返事でした。
これなどから推察するとデウイズのレンズもミラーアップしないでの使い方ですから機構が同じかなと思ったのでした。

No.5147Fri Nov 4 05:30:27 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : Re:magicflash

>magicflashこんなんあったんですね。ぜひstereoeyeの通販で扱いませんか？

外見がちょっと...なんですよね。でも考えてみま〜す(^^)
LANCコントローラは、もうすぐショップで扱う予定です。

No.5146Fri Nov 4 05:26:19 JST 2005
Name : 関谷
URL :
Subject : Re:メカニカルシャッターはどうでしょうか

メカシャッターでも、左右のカメラのシャッターが開いている時間が少しでも重なっていればシンクロ可能です。
（３０分の１秒程度なら、シャッターＯＰＥＮの重なりがあるはずです）
２台のカメラからのストロボ信号を電気回路でカウントして、２つ目でストロボを光らせればいいのです。


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