ステレオ写真の原理

平行法による見方

交差法による見方

アナグリフの見方

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STEREOeye

ステレオ写真の見方「平行法」

 下の写真は、ステレオ撮影された1組の立体写真です。 この2枚の写真は「平行法」と呼ばれる方法で見ることにより、1枚の立体写真として鑑賞することが出来ます。 下の写真では、平行法で見ると、ビルの建っている位置など、街の奥行感が手にとるようにわかります。




 それでは、平行法によるステレオ写真の見方を、順に説明しますので、本当に立体に見えるか試してみて下さい。 最初慣れるまでは、なかなか立体に見えないかもしれませんが、何回か試してみることで、きっと2枚の写真が、1枚の立体写真として見えてくるはずです。

 

 

 

 

1.

モニタ画面と目の間隔は、30cm〜40cm。 頭を傾けないで水平にモニタ画面を見て下さい。(図.1参照)

 

 

図1:平行法による立体視の方法

 

2.

右目でステレオ写真の右側の写真を、左目で左側の写真を見ます。 この時、視線は遠くを見るような感じで見ます(一旦モニターの後ろの壁を見て、そのまま視線をモニタ画面に下ろしてくると上手くいく場合があります)。

 

3.

そしてぼんやりと写真を見て下さい。 2枚の写真が3枚に見えてきたら、真ん中の1枚に意識を集中させてみましょう。 次の瞬間、真ん中の1枚が、立体的に見えてきます。


 

上記の方法で、うまく立体に見えないという方は、図.2の様に、モニタ画面と目の間に紙を入れ、右目では右側の写真しか見えなくし、左目では左側の写真しか見えない様にします。 そして両目を開けて写真をぼんやり見て下さい。 (この時、頭が左右に傾かない様に注意して下さい) 2枚の写真が1枚の立体写真として見えてくるはずなのですが、いかがでしょうか。

 

 

図2

 

それでも見えないという方へ
 立体視が出来る、出来ないは、個人差もありますが多く場合、何度か練習すると見えるようになります。 一度こつをつかむと2度目からは簡単に見えるようになります。 ただ、どうしても立体には見えないという方もいらっしゃいますが、立体に見えないからといって異常ではありませんのでご安心ください。

また、平行法では上手く見えなくても、交差法なら見えるという方もいますので、 交差法にも挑戦してみてください。
---> 交差法による見方




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